2008年度 JPSAムラサキプロ四国 MURASAKI PRO

　 2008/10/3(金)に、千葉県鴨川市　マルキポイントにて2008年度 JPSAムラサキプロ四国(MURASAKI PRO)が開催されました。

　 台風が抜けた後で波サイズに期待していたが、一気にサイズが落ちて腰〜胸セット肩のコンディション。ダンパー気味の速い波が多い中、プロサーファーたちはスピード感あふれるライディングを見せてくれた。

　 注目の選手はやはりグランドチャンピオン争いをしている田嶋鉄兵と林健太の2人。2人の直接対決を楽しみにしていたが、残念ながら林健太はラウンド3にてわずか0.23ポイント差で敗退。
　 一方の田嶋鉄兵は危なげなく勝ち上がり、優勝！ファイナルでは1位〜3位までの得点差が1点以内というデッドヒートだったが、田嶋鉄兵は序盤でハイポイントを連発し、ヒート中、終始1位のポジションをキープしてファイナルヒートも順当な勝利だった。

　 今回、大会を見ている中で目を引いた選手は仲野仁人。四国の若手プロサーファー。長い手足でスタイリッシュなライディングを見せてくれた。じっくりとセットを待ち、派手でカッコイイライディングをしてくれる。仲野仁人がテイクオフすると何かやってくれるんじゃないか、とついつい期待してしまいました。

　 もう1人、期待していた選手は浦山哲也。前日にホテルの大浴場でバッタリ会いました。家は千葉で近いはずなのに会場近くの宿をとって大会に備えているのを見て、さすがは3度グランドチャンピオンに輝いたトッププロだと思いました。勝利に対する強い意志を感じました。そして4位入賞ときっちりと結果を残すところもさすが！でした。

　今回はJPSAのオフィシャルカメラマンの仕事もやらせて頂いて、いつもと違う緊張感での仕事でした。JPSAのオフィシャルサイトにも僕が撮影した同じ写真が出ていますが、こちらのレポートではJPSAのウェブサイトに出ていない写真も多数掲載しています。

PHOTO&TEXT：　N.HASEGAWA