Real B Voice Longboard Pro Taito presented by 海童
<大会初日レポート>
大会会場の太東ビーチパークでは、早朝多少風の影響を受けつつも、次第にコンディションが整い、2〜3フィートの綺麗な波がラインアップするコンディションの中、ラウンドオブ96からラウンドオブ64までの全32ヒートを行った。
今日の千葉県いすみ市の天候は、梅雨の天候も顔を消した初夏のような天気。暑いくらいのサマーデーとなった。今大会はサーフタウンフェスタの一環として位置づけられており、太東ビーチパークではフラダンスやヨサコイ踊り、そば打ち、地元名産品の販売などのサブイベントなどが花を添えた。
ラウンドオブ96には、国内外のトップロングボーダーが登場し、いきなり多くの見応え十分な戦いが繰り広げられて。その後、イベントがラウンドオブ64に入るとトップシードの選手が登場し、ハイスコアをメイクしたのが、1996年世界チャンピオン:ボンガ・パーキンズ(ハワイ)だった。9.75ポイントを含むトータルスコア17.00ポイントをたたき出し、その後に登場したオーストラリアのジャクソン・クロースもボンガに次ぐハイポイントでラウンドアップを果たした。
Real B Voice Longboard Pro Taito presents by 海童 の優勝はケビン・コネリー
<大会最終日レポート>
Real B Voice Longboard Pro Taito presents by 海童は、最終日の8日(日)ラウンドオブ32からフィナーレまで開催された。どのヒートもレッドホットそのものであった。
早朝の太東ビーチパークは、昨日までの晴天から一転して雨となったが、波は胸〜肩のサイズが残りフィナーレを開催するには申し分の無いコンディションとなった。 この天候にもかかわらず、サーフタウンフェスタの和太鼓やよさこい踊りをはじめとしたサブイベントには、数多くのローカルカルチャーに高い関心もった多く人々が詰め掛けた。いすみ市のビーチカルチャーに対す意識・関心から生れた取り組みが多くの人々に注目された証といえよう。
メンズファイナルの前にはISUMI Presents Fish Challenge" が開催され、トランジットボードの楽しさを披露し、太東ビーチパークは大いに沸いた。このエキジビジョンマッチを制覇したのがサーフスターの真木蔵人だった。
更に今回はウィメンズの WLT への出場権が掛かったトライアルイベントも開催され、既に2008年度のシード権を獲得している、イザベラ(オーストラリア)特別参加し首位となったが、日本人首位でイベント2位の古市陽子(神奈川)がジャパントライアルからのWWLT出場権を獲得し、日本代表の座を獲得した。
メンズファイナルは"magic foot" で多くファンを持つケビン・コネリー(アメリカ合衆国)とベン・"ドッグ"・スキナー(英国)が進出し、ケビン・コネリーがファイナルを制した。
ASP JAPAN tour2008 LQS 2star
Real B Voice Longboard Pro TAITO presented by 海童 の大会結果
優勝:ケビン・コネリー(アメリカ合衆国)
2位:ベン・スキナー(英国)
3位:ボンガ・パーキンス(ハワイ)
3位:ジャクソン:クロース(オーストラリア)
TEXT:ASP
PHOTO:N.HASEGAWA
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