今までは「サーフィン=コンテスト」だったけど、今はサーフィンやサーファーのいろんな可能性を感じています。 |
平野哲也 |
ヒラノ テツヤ |
PHOTO&TEXT&INTERVIEW : N.HASEGAWA |
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プロサーファー、サーフショップオーナー、サーフ系アパレルブランドの営業、その他にも事業を営み、ビジネスシーンにおいてマルチな才能を発揮している平野哲也プロ。
そんな平野哲也プロが新たに「ショウケース」というアーティスト集団を立ち上げたとのことでインタビューさせて頂きました。
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-- 名前、年齢、職業を教えてください
平野哲也、38歳、職業は自営業。
仕事はいろいろやっています。サーフショップ経営、メーカーの営業、その他いろいろ(笑)。
-- プロサーファーになったのはいくつのときですか?
29歳のとき。
プロトライアルにチャレンジしたのは2年くらいです。
-- あなたはどんなスタイルのプロサーファーですか?
自分は歌って踊れるエンターテイナーサーファー。「プロサーファー」というよりも、いろんなことに興味があって、いろんなことをやっているので、「プロデューサー」です(笑)。
海外のカルチャーからいい商材や、アーティストを探したりするのが好きですね。
-- ホームポイントを教えてください
下洲(富津)です。
下洲は内房で、地元の木更津からすぐ近くです。
-- 最近立ち上げたという「ショウケース」とはなんですか?
アーティスト集団です。その集団名が「ショウケース」という名前なんです。
サーファーやそれ以外の人でもいろんな特技を持った、いろんな人が集まった仲間。
今後、アートショーやDJイベントなど、いろんなイベントを展開していきたいと思っています。
-- 「SHOWCASE」を始めたきっかけは何ですか?
きっかけは回りに個性派のプロサーファーがいたので、何かの形で活かせないかな?サーフィン業界を活性化できないかな?、という思いから「SHOWCASE」を始めました。
プロサーファーがサーフィン以外にもいろんなところで活躍してくれればいいと思っています。そしてそれがサーフィンが世の中に露出することにつながり、サーファーのかっこいいイメージが広がれば嬉しいですね。
-- 「SHOWCASE」のイベントや活動内容はどうすれば分かりますか?
ショウケースのウェブサイトを見てもらえれば分かります。イベント情報なども随時アップしていく予定です。
あとショウケースのアーティストの作品などはサーフショップやウェブショップで購入することもできますよ。
>> ショウケース
-- 「ショウケース」とはあなたにとってどのような存在ですか?
自分を引き出してくれる場所です。
ショウケースを始めたことによって、サーフィン以外でもアートや音楽、映像などいろんなものを見るようになりました。
今までは「サーフィン=コンテスト」だったけど、今はサーフィンやサーファーのいろんな可能性を感じています。ショウケースを始めたことでサーファー以外の人とも付き合うようになったので、自分自身でもいろんな可能性を見出すことができました。
僕はアーティストとして直接何かを作っているわけではないけれど、プロデュースすることによって、視野が広がり、普段からアーティストやアートに関することへのアンテナが高くなりました。これからもっともっと自分自身が変わっていくような気がします。
-- ショウケースの他の2人(市東重明プロ、佐藤千尋プロ)とはどんな関係ですか?
出会いのきっかけは?
・プロサーファー市東重明さん
きっかけはもちろんサーフィンです。
最初に出会ったのは、16年前です。
アマチュアサーファーだったころから通っているサーフショップが同じでした。
プライベートでもよく一緒に遊んでいます。
一緒にサーフィンしたり、映画を見に行ったりしています。
・プロサーファー佐藤千尋さん
千尋はプロになった年が同じでした。それがきっかけで仲良くなりました。
今は自分のショップ(インサイドアウト)の所属ライダーなので、店に来てもらったり、スクールの講師をやってもらったり、飲みに行ったりなど、いろんなところで繋がっています。
-- ショウケースのメンバーはあなたから見てどんな人ですか?
・プロサーファー市東重明さん
分かりやすい性格で付き合いやすい。
将来のビジョンなどをちゃんと考えている人ですね。
・プロサーファー佐藤千尋さん
かわいい弟みたいな感じ。
年も離れているのでそんな風に思っています。
たまに道をそれそうになることもあるけど、そんな時にもちゃんと軌道修正してあげたい、放っておけない人(笑)。
すぐダジャレを言う。千尋は3人の中で一番年下だけど言動は一番オヤジです(笑)。
僕とは違う視点を持っているので見ていて勉強になります。
-- 今後、ショウケースはどんな風に発展すると思いますか?
まずは1人でも多くの人に「ショウケース」を知ってもらいたい。
ショウケースのメンバーにかっこいいアーティストを増やしていきたいです。そしてアートショーなどのイベントをしていきたいですね。
アーティストの中にプロサーファーがいるということでサーフマーケットの活性化に何らかの形で貢献できればと思っています。
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