サーフィンレップスxxxxxzzzzz

サーフィンレップスインタビュー鎌田COCO幸治
最先端のシェイプ技術を組み合わせ、より高品質の物を作りたかったし何より全てのサーファーへ 魂のこもったサーフボードを届けたいと思っているよ!
鎌田COCO幸治
カマタコウジ
TEXT&PHOTO&INTERVIEW : RED‐Y

 東京から最先端のサーフボードを世界に送る3Dシェイパー!鎌田COCO幸治さん。
 シェイパーになるきっかけや、シェイパーとしての拘り、マシンシェイプについてインタビュー。





--シェイプマシンを導入したきっかけは?


 自分がサーフィン業界に入った時はすでにマシーンは存在し身近な物であった。その自然の流れでマシーンシェイプの道へと導かれていったんだ。
 最先端のシェイプ技術を組み合わせ、より高品質の物を作りたかったし何より全てのサーファーへ 魂のこもったサーフボードを届けたいと思っているよ!!




--シェーパーとしての心構えはありますか?


自分勝手なサーフボードは絶対に作らないと決めている。
あくまでも乗り手のニーズに応えて行きたいし素晴しいサーフボードを
全てのサーファーに与えて行くことが必要だし自分の使命だと思っているよ!!




--日本人or海外の上手いと思うサーファーはいますか?

 海外ではケリースレーターは素晴しいね!きっと今年のワールドタイトルは彼が手にすると思うよ!!
 田嶋君の勢いには圧倒されているよ。いつか彼が日本だけではなく世界で活躍する日は近いと思う!3Dのライダーでは市東重明プロが1番だと言うまでも無い(笑)




--一般のサーファーとプロサーファーのシェイプの違いを教えてください。

 市東プロの板は本当に作りやすいよ!なぜなら一番はコミュニケーションが深く取れているからだよね!!
彼のために何十本も削りその中からベストの板を作る為に細かい情報を貰うんだ。その情報とシェイパーの感覚がマッチした時にマジックボードが生まれるんだ。一般ユーザーの場合、オーダーシートを見て乗り手の想像をしなくてはいけない作業があるんだよ。そのオーダーシートの少ない情報の中から全力で素晴しい板を造り上げるという作業は変わらないんだよ。
 この場を借りて出来るだけオーダーシートは細かく書いてください。そしてオーダーして頂く人ともっとコミュニケーションを取っていきたいと思っている。




--何歳からシェイプを始めたのですか?

26歳〜




--現在の年齢は?

35歳







--マシンシェイプとハンドシェイプで大きく異なることは何ですか?

 マシーンの場合
マシーン=大量生産ではない!
 なぜならマシーンを掛けると言うことは通常よりも一手間が必要となりコストが発生するんだ。マシーンを使うということはは「シェイパーの意志をより精密に直接サーフボードに伝えられる」という事。
 なによりシェイパーの手が加わることにより、個々のユーザーにアレンジした板が作り上げる事ができる。

 ハンドシェイプの場合
シェーパーのコンディションに出来が左右される事が多いと思う。 体調の良い日はいい物が出来るし、波乗りの感覚とかなり似ている。疲れているといい物もできないし波乗りも良いサーフィンは出来ないのと同じと思っている。ハンドシェイプは悪いとは全く思わないし、自分もマシーンで上がったものに手を加えているしね。ハンドシェープは大切な作業だよ。




--シェイプを始めたきっかけは?

 自分の為のサーフボードを削っててその内、上手なサーファーにも乗ってもらいたい衝動に駆られて何本か乗ってもらったときに好評を受けシェーパーへの道に目覚めたんだ。




--一日にシェイプの本数は?


3〜5本は毎日作るようにしてる



--これからも一生シェイプは続けていきますか?

YES。
LIKE THIS!!



--シェイプするサーフボードで他のサーフボードとは違う良い部分があれば教えてください。


 自社工場という最大のメリットがある。サーフボード作りはチームワークでありいつも同じラミネートマンやサンディングマンが常に一緒に働くことにより、いい仕上りの製品をを常に保つことができると考えているんだ。そうすることにより良い作品を皆で作り上げる事が出来るのさ。




--エポキシとPU(フォーム)のシェイプの違いについてどう思いますか?

 通常のフォームに比べてEPSフォームは浮力がかなりあるため、厚さなどのボードに持たせる浮力にかなり気を使わなければいけないとおもっているよ。



--ジョン・カーパー(以下JC)とのコラボについてお聞かせください。

 JCさんはハワイでマシーンを保有して、僕らがマシーンシェイプを使っていて世界のスタンダードな考え方を持っているということにJCさんは共感してくれたんだ。ぼくらのマシンの精度やスキルの高さを信頼した。このことがJCと3Dがコラボレーションすることになったきっかけなんだよ。このときに僕らは最高のサーフボードを造っていこうとJCさんと約束したんだ。




--ジョン・カーパー(以下JC)とのコラボによって何が変わりましたか?

 自分のシェイプに対しての理論や技術に反映されてより良い環境を生み出せたこと。
 世界の最先端のJCシェイプ&デザインの技術や情報をリアルタイムで得られる事が出来るのが一番!なぜならJCさんはシェーンドリアン、その他にアンディーやパーコの板を削っているからなんだ。



--最近のCOCO氏のサーフィンについて聞かせてください。

 波乗りは欠かさず行っているよ。
たまに試乗会やシングルフィンなどに乗って自分の削った板のチェックを怠らない様にしているよ。昔はコンペティション重視だったけど今はファンサーフを楽しんでるし、仕事も充実している。ここ最近は波乗りの楽しみ方が変わり始めて来て、力を抜く波乗りをすることが楽しいんだよ。!



--COCOの由来について聞かせてください。

 友人の子供が幸治くんと呼べなくて『ココ〜』って呼んでたのがキッカケだよ。
もし観掛けたら皆もココで呼んでね



--サーフィンレップスを見ている方へ一言お願いします。

ENJOY SURF&ENJOY LIFE !!



<プロフィール>

名前 鎌田COCO幸治 (カマタコウジ)
職業 3Dimensionサーフボードシェイパー
在住 東京在住
サーフ歴 20年