2007/10/07 DAY-4
体育の日の今日、「BillabongProJunio」がファイナルデーを迎えると共に、シリーズイベントの「BillabongProHyuga2007」のフィナーレを迎えた。波のサイズは胸以上のうねりが台風15号から届き、風もオフショアでフィナーレにうってつけのコンディションとなった。また今日で2007ASP JapanTourも閉幕した。
今日は、プロジュニア、カデットのセミファイナル、更にファイナル、そしてエックプレッションセッションが行われ、そしてWJCの選考会となるガールズファイナルが行われた。
カデットのセミファイナル第1ヒートを勝ち抜き、ファイナルに進出したのは、首位のアライ・ヒロトと2位カワバタ・タイシで。第2ヒートは、首位に加藤嵐(カトウ・アラシ)、2位はサーフボードを折るハプニングにめげずに勝ち進んだ、大橋海人だった。ファイナルは、ヒートトータルポイントを14.10点に伸ばした加藤嵐(カトウ・アラシ)がイベントチャンピオンに輝くと共に、逆転でASP JapanTourカデットのグランドチャンピオンとなった。2位はこれまで同じシリーズで同率首位だった大橋海人となった。3位には、新井洋人、4位川畑大志となった。
また今日のエクスプレッションセッションが行なわれ「BillabongProTeamChallenge」が開催され大観衆を唸らせました。優勝したのはチーム3T。全員の名前の頭文字がTの田嶋鉄兵(タジマテッペイ)、田中樹(タナカイズキ)、そして高梨直人(タカナシナオト)チームである。
WJC出場権の掛かったプロジュニアガールズは5.25点のハイスコアを4.35点のバックアップに成功したオオムラ・ナオで、2位には新人の水野亜沙子が入り、この2名がプロジュニアガールズの日本代表となった。
プロジュニアメンズ、セミファイナル第1ヒートは高橋健人(タカハシケント)対大澤伸幸(オオサワノブユキ)。終盤までリードを保ったのが大澤となり。すると高橋逆転、そして更に大澤が再逆転する激戦のシーソーゲーム。するとこの勝負に決着を着けたのが高橋で8.25点をバックハンドで決めた。その後、大澤も反撃したが高橋がファイナルに進出した。第2ヒートは、イベントディフェンディングチャンピオンで昨年のシリーズリーダーの萩原周(ハギワラシュウ)対、問屋口峻英(マヤグチタカヒデ)。この勝負はディフェンディングチャンピオンの萩原周が制し、ファイナル進出を果たした。
2007年ASP JapanTourのフィナーレとなったメンズプロジュニアファイナルでした。そのファイナリストは高橋健人対萩原周というこれ以上無い好カードが実現。このファイナルは今シーズンこれまで成績が出なかったの嘘のような昨年のシリーズチャンピオン、ディフェンディングイベントチャンピオンの萩原周が最終戦で本領を発揮して優勝し、大逆転でASPJapanTourProJuniorランキング4位に入りWJC2年連続日本代表を決定した。
尚、今年のプロジュニアシリーズチャンピオンは大澤伸幸、2位高橋健人、3位松岡ケイト、4位萩原周となった。以上4名がWJC日本代表となった。最後にもう1人がASP WQSシリーズがハワイレッグ、4スターのエクセルプロ終了後のポイントランキングによって、WQS最高位のジュニア選手が選ばれる。
ASPJapanTourWQSシリーズチャンピオンは、田嶋鉄兵(タジマテッペイ)。そしてASPJapanTourロングボードシリーズチャンピオンにはユージン・ティールが輝いた。2008年ASPJapanTourは更に飛躍をします。どうぞご期待下さい。
「BillabongProHyuga2007」は2007ASPジャパンツアーWQSシリーズの最終戦となり、今イベントでシリーズチャンピオンが決定すると共に2008年年度WQS上位シリーズ参戦を目指す者達には、少しでもランキングポイントを取得し、高いシード権へ結びつける目的がありました。また「BillabongProJuniorSeries2007」では、来年の1月オーストラリアノースナラビーンで開催されるBillabongASPWorldJuniorChampionshipに向けての参戦権が決定しました。
アンダー16歳のスーパーキッズが出場する、カデットクラス(BillabongSuperKid'sCOMPビラボンスーパーキッズコンプ)では、これまで今シーズン素晴らしい戦いがこれまでに行われ、今回も更にスーパーキッズの活躍に大きな期待が掛かった。優勝者には、オーストラリアエアーチケットが与えられた。
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