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2007 A.S.P. WQS 2STAR ビラボンプロ日向

  2007/10/05 DAY-1

 「BillabongProHyuga2007」は、WQSメンズのラウンドオブ80から始まり、ラウンドオブ64までが行われた。波は、午前中オフショアで肩から頭の絶好のコンディションとなり、台風15号からの南のうねりが一日を通して入り、午後に若干オンショアで面を乱すものの、すばらしい戦いが繰り広げられた。

 ラウンドオブ64が始まると、大活躍を見せハイスコアで首位・ラウンドアップしたのが、善家尚史、切詰英利、大橋海人、そして今井カズユキであった。

 更にイベントがラウンドオブ64に進むと、いきなり第1ヒートが劇的なヒートとなった。

 田嶋鉄兵、渡辺広樹、萩原周、そして新人寺井裕人を加えた名勝負となり、終始リードを握った田嶋に萩原が続くという展開が続く。そして終盤、渡辺が7点台のハイスコアで逆転で首位に立つと、すぐさま萩原、そして田嶋も続き、結果的に7点台でヒート首位を再度取得。萩原もハイスコアによって2位と言う結果となった。更に第13日ヒートでは、田中樹が驚異的な8.75点と8.5点を含む17.25点の今日のヒートハイスコアを記録した。ウェーブハイスコアも2位、3位の高得点となる。なお、ウェーブハイスコアを記録したのが、ニック・ミタで第7ヒートに9.5点をマーク。更にミタはヒートハイスコアの17.00点で、2番目に高いスコアを叩き出した。

 明日も台風15号からの絶好のうねりが期待され、明朝7:30にファーストコール。
明日のスケジュールは、ジュニアのラウンドオブ32はら始まり、ラウンドオブ24更にラウンドオブ16まで進む予定。同時にカデットもラウンドオブ16が行われる予定。またWQSもラウンドオブ32が行なわれる可能性もある。天候も晴天が見込まれ、明日以降もすばらしい戦いが期待される。

 2007ASPジャパンツアーWQSシリーズ2スターイベントの第3戦、今シーズン最終戦となる「BillabongProHyuga2007」、プロジュニアシリーズも。10月5日金曜日から10月8日月曜日・祝日まで、宮崎県日向市お倉ヶ浜を会場に開催される。今大会は、2007ASPジャパンツアーWQSシリーズの最終戦となり、シリーズチャンピオンが決定すると共に2008年年度WQS上位シリーズ参戦を目指す者達には、少しでもランキングポイントを取得し、高いシード権へ結びつけたいところだ。

  2007/10/06 DAY-2

 台風15号は現在、与那国島付近を北西に移動中で、その台風からの恩恵を受けた。宮崎県日向市お倉ヶ浜では、今日もオーバーヘッド以上の極上な波のコンディションとなった。午前中の風は、北西風のオフショアで絶好の風が続き、午後は若干面を乱したもの、クリーンに近い状態がほぼ一日続いた。

 絶好のコンディションの中、最初に開催されたのがプロジュニアのラウンドオブ32。ラウンドオブ24で9.25とトータルスコア16.75をマークしたのが中村昭太(ナカムラショウタ)だった。

 プロジュニアに続き、WQSラウンドオブ32も行われ、高梨直人(タカナシナオト)が8.25点で、今日のハイスコアを記録した。

 更にイベントはカデットラウンドオブ16も行われ、ウェーブ、ヒート共にハイスコアが7.00点とトータル13.25点をメイクしたのが、田中海周(タナカ・カイシュウ)となった。

 明日のファーストコールは7:30に掛けられ、状況により、どのディヴィジョンから始まるか、発表される。
 明日も台風15号からのうねりが続くと見込まれ、その素晴らしいコンディションとアクションが期待される。

 

  2007/10/07 DAY-3

 オーバーヘッド以上のセットが入り、台風15号からのうねりが残る宮崎県日向市・お倉ヶ浜で「BillabongProHyuga2007」3日目が終了した。7:30にファーストコール、そして、ラウンドオブ16のからイベントが始まった。さらに「BillabongProJunior」のクォーターファイナルまで進行した。

 WQSラウンドオブ16のヒート首位通過者は、田嶋鉄兵、林健太、中村昭太、そしてダレン・ターナー。更にクォーターファイナルでも上記と同じ面々が首位でセミファイナル進出を果たす。セミファイナル第1ヒートは、最後の30秒までもつれ、なんと田嶋鉄兵がそれまでリードを保っていた林健太を9.5点を叩きだし、今日のウェーブハイスコア記録し、大逆転勝利を果たした。第2ヒートではダレン・ターナーがファイナル進出を決めた。

 その後、イベントはプロジュニアのクォーターファイナルが開催され、大澤伸幸(オオサワノブユキ)、高橋健人(タカハシケント)、萩原周(ハギワラシュウ)、そして問屋口峻英(マヤグチタカヒデ)の4名が首位で通過し、明日のセミファイナルに進出。

 次にイベントはWQSファイナルを迎え、田嶋鉄兵とダレン・ターナーの2名がファイナル進出を果たした。この2名が今大会までのASP WQSシリーズのランキング首位と2位。今日のファイナル勝利者が、同時にシリーズチャンピオンに輝き、これ以上無いシナリオとなった。そして、この勝負に勝利をした田嶋鉄兵がシリーズチャンピオンに輝いた。田嶋鉄兵、本当におめでとう!!

  2007/10/07 DAY-4

 体育の日の今日、「BillabongProJunio」がファイナルデーを迎えると共に、シリーズイベントの「BillabongProHyuga2007」のフィナーレを迎えた。波のサイズは胸以上のうねりが台風15号から届き、風もオフショアでフィナーレにうってつけのコンディションとなった。また今日で2007ASP JapanTourも閉幕した。

 今日は、プロジュニア、カデットのセミファイナル、更にファイナル、そしてエックプレッションセッションが行われ、そしてWJCの選考会となるガールズファイナルが行われた。

 カデットのセミファイナル第1ヒートを勝ち抜き、ファイナルに進出したのは、首位のアライ・ヒロトと2位カワバタ・タイシで。第2ヒートは、首位に加藤嵐(カトウ・アラシ)、2位はサーフボードを折るハプニングにめげずに勝ち進んだ、大橋海人だった。ファイナルは、ヒートトータルポイントを14.10点に伸ばした加藤嵐(カトウ・アラシ)がイベントチャンピオンに輝くと共に、逆転でASP JapanTourカデットのグランドチャンピオンとなった。2位はこれまで同じシリーズで同率首位だった大橋海人となった。3位には、新井洋人、4位川畑大志となった。

 また今日のエクスプレッションセッションが行なわれ「BillabongProTeamChallenge」が開催され大観衆を唸らせました。優勝したのはチーム3T。全員の名前の頭文字がTの田嶋鉄兵(タジマテッペイ)、田中樹(タナカイズキ)、そして高梨直人(タカナシナオト)チームである。

 WJC出場権の掛かったプロジュニアガールズは5.25点のハイスコアを4.35点のバックアップに成功したオオムラ・ナオで、2位には新人の水野亜沙子が入り、この2名がプロジュニアガールズの日本代表となった。

 プロジュニアメンズ、セミファイナル第1ヒートは高橋健人(タカハシケント)対大澤伸幸(オオサワノブユキ)。終盤までリードを保ったのが大澤となり。すると高橋逆転、そして更に大澤が再逆転する激戦のシーソーゲーム。するとこの勝負に決着を着けたのが高橋で8.25点をバックハンドで決めた。その後、大澤も反撃したが高橋がファイナルに進出した。第2ヒートは、イベントディフェンディングチャンピオンで昨年のシリーズリーダーの萩原周(ハギワラシュウ)対、問屋口峻英(マヤグチタカヒデ)。この勝負はディフェンディングチャンピオンの萩原周が制し、ファイナル進出を果たした。

 2007年ASP JapanTourのフィナーレとなったメンズプロジュニアファイナルでした。そのファイナリストは高橋健人対萩原周というこれ以上無い好カードが実現。このファイナルは今シーズンこれまで成績が出なかったの嘘のような昨年のシリーズチャンピオン、ディフェンディングイベントチャンピオンの萩原周が最終戦で本領を発揮して優勝し、大逆転でASPJapanTourProJuniorランキング4位に入りWJC2年連続日本代表を決定した。

 尚、今年のプロジュニアシリーズチャンピオンは大澤伸幸、2位高橋健人、3位松岡ケイト、4位萩原周となった。以上4名がWJC日本代表となった。最後にもう1人がASP WQSシリーズがハワイレッグ、4スターのエクセルプロ終了後のポイントランキングによって、WQS最高位のジュニア選手が選ばれる。

 ASPJapanTourWQSシリーズチャンピオンは、田嶋鉄兵(タジマテッペイ)。そしてASPJapanTourロングボードシリーズチャンピオンにはユージン・ティールが輝いた。2008年ASPJapanTourは更に飛躍をします。どうぞご期待下さい。

 「BillabongProHyuga2007」は2007ASPジャパンツアーWQSシリーズの最終戦となり、今イベントでシリーズチャンピオンが決定すると共に2008年年度WQS上位シリーズ参戦を目指す者達には、少しでもランキングポイントを取得し、高いシード権へ結びつける目的がありました。また「BillabongProJuniorSeries2007」では、来年の1月オーストラリアノースナラビーンで開催されるBillabongASPWorldJuniorChampionshipに向けての参戦権が決定しました。

 アンダー16歳のスーパーキッズが出場する、カデットクラス(BillabongSuperKid'sCOMPビラボンスーパーキッズコンプ)では、これまで今シーズン素晴らしい戦いがこれまでに行われ、今回も更にスーパーキッズの活躍に大きな期待が掛かった。優勝者には、オーストラリアエアーチケットが与えられた。

   


 

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