2007/6/8(金)〜2007/6/10(日)の3日間、千葉県いすみ市 太東海岸においてロングボードの世界大会(WLT)、REAL B VOICE Longboard Pro Taitoが開催された。3日目には雨と雷のため大会が一時中断となるアクシデントもあったが、無事に大会はファイナルまで消化された。
波はというと3日間を通して、ひざ〜腰、セット腹のコンディションで時間帯によってはやや物足りないコンディションのときもあったものの、クリーンな面で、地形の整った太東ならではのショルダーの長い波でヒートを行うことができた。
去年とは一転し、サイズのないコンディションだったため、各選手ともマニューバーよりもノーズライディングといったクラシックな技が中心となった。このレベルになるとヒート中に難易度の高いハングテンなどの技が続出。またマニューバーとクラシックなテクニックを一本の波にきっちりと入れないとヒートアップは難しい。
会場を沸かせた選手といえばやはりボンガパーキンス、ケビンコネリーの2名。ボンガ・パーキンスはヒザ腰の波でもマニューバーで魅せ、ロングボードとは思えないようなボード運びと鋭いリップアクションを見せた。ケビンコネリーは、トリッキーなノーズライディングを連発し、会場を大いに沸かせた。
<リザルト>
優勝:ボンガ・パーキンス
2位:ジャクソン・クロース
3位:キーガン・エドワーズ
4位:尾頭 信弘
5位:ユージン・ティール、ケヴィン・コネリー
7位:エリック・ソマー、石川 英司
9位:宮内 謙至、瀬筒 雄太、ミシェル・デポント、吉川 祐二
13位:カイ・サラス、木下 デヴィット、小川 徹也、松山 芳則 |