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名称 : RUSS-K presents CHINA UEMURA 22nd. ANNUAL LONGBOARD SURFING CLASSIC & JPSA WORLD SURFING CLASSIC 2006 RUSS-K CUP in HAWAII
日時 : 2006/7/27(木)〜2006/7/30(日)
場所 : ハワイ ワイキキ
ポイント : クイーンズ、クヒオビーチ Queens, Kuhio Beach
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TEXT BY 牧野拓磁プロ

 昨シーズン開催された JPSA のクイーンズでの大会が、今年も開催されることになり、夏のワイキキへ向かうこととなった。冬のノースショアにはここ 10 年ほど毎年通っていて、夏に行くのは昨年から続けて 2 度目になった。

  ハワイというと冬のノースショアのパワーのある波の印象がとても強かったので、ワイキキの波は、僕はそれほどサーフィンしたわけではないけれど、すごく柔らかく、優しく、そして楽しく感じられた。
  そして多くの観光客からローカルまでみんなが夜明けから夕暮れまで打ち寄せる波を余すところ無く乗っていく。そんな光景がきっと僕が生まれるずっと昔から続いていたのだろうなと思うと、まさしくここがサーフィンの聖地なのだと感じてしまう。

 そうワイキキでのサーフィンは楽しい。みんな笑顔で波を待ち、波に乗っている。そんな楽しいサーフィンを世界中に普及させた近代サーフィンの父と呼ばれるデューク・カハナモクの像が今回の大会のポイントとなったクイーンズの前には堂々とそびえている。
  今回の大会はチャイナウエムラさんの 22 回目となるコンテストの中の一つのイベントとして開催された。主催者であるチャイナウエムラさんはとても存在感のある方でデュークスの像のように堂々としていて、しかも僕ら日本のプロをワイキキの波のように暖かいホスピタリティーをもって終始歓迎してくれた。

 僕はハワイに通うようになってからというもの、ハワイのサーファーのテクニックを参考にし、そしてリスペクトしている。もちろん近づこうと思ってハワイに通っているのだけれど。 そんな僕にとってクイーンズのロングボードに適した最高のシチュエーションで、ハワイのプロと技術を競い合い、交流を深める機会が持てた事が今年も本当に嬉しかった。
  ハワイアンと日本人プロの技術に差があることは残念ながら間違いない事実なのだけれど、このような機会を通じて将来対等に技術を競い合えるようになりたいと、熱い情熱を燃やしながら、またハワイに通いたいと痛感した今回の大会となりました。

 


 
 

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