名称　:　RUSS-K presents CHINA UEMURA 22nd. ANNUAL LONGBOARD SURFING CLASSIC ＆ JPSA WORLD SURFING CLASSIC 2006 RUSS-K CUP in HAWAII
日時　:　2006/7/27(木)〜2006/7/30(日)
場所　:　ハワイ　ワイキキ
ポイント　:　クイーンズ、クヒオビーチ　Queens, Kuhio Beach
コメント:

TEXT　BY　細川哲夫プロ

　今年もクィーンズで２回目のJPSA コンテストが行なわれた。これが出来るのも元ロングボード世界チャンピオンのチャイナ・ウエムラ氏のお陰だ。毎年この時期にチャイナ・ウエムラのコンテストが行なわれているが今年で２２回目だそうだ。

　 今年は２２年間で一番波もありコンディションも良いとの事で、クィーンズの波が良いのは言うまでもないがそんな中で JPSA の選手がたった4人だけで25分間貸し切りの状態で2ラウンドできるというのが最高でしたね！コンテスト・ルールは2ヒートを同じ選手4人でサーフしヒートごとのベスト２ウェーブを合計した得点で順位が決るものでした。新しいルールですがチャイナ氏は今後、日本とハワイだけでなく世界の選手達でワールド・カップみたいにしていきたいそうです。

　JPSA ロングボード界も少しずつだが世代交代の波が押し寄せてきているがハワイアンは世代交代していた。今回のコンテスト結果でも分るように20才前後のケコア・ウエムラやネッド・スノーなどが頭角を現している。中でも興味があるのはハワイ産まれハワイ育ちの日本人ゲンキ・キノ16才が今年からプロと混じって戦っているが互角にいやそれ以上の事をやってのけている。彼が20歳になる頃には世界レベルになるのは間違いなく、もしかすると彼が日本人初ワールド・チャンピオンになるのではとさえ思う。

　今回のハワイでもう一人凄い少女を見つけた。彼女は北海道の小樽出身で在住の16才でスノーボード（ボーダークロス）オリンピック強化選手。しかもロング・ショートボード共に上手でロングボードでは昨年の NSA 東日本チャンピオンなのです。世の中には凄い人がいるものですね。今後'90年代産まれの時代がくるのでしょうか！

　今回で20回以上も来ている HAWAII ですが青く澄んだ海、そして良い波がブレイクしているのは今でも変わりなかった。このハワイが高い椰子に囲まれいつまでも綺麗な海でありますように・・・ MAHALO 。