2004年12月26日、スマトラ沖大地震により数多くの犠牲者が出ました。東南アジアから南アフリカまで12カ国で約16万人の命が奪われました。なかでも最も震源地に近いスマトラ島アチェ州で死者数は11万3千人(05年1月11日)を超えています。
いまだに遺体収容が進んでおらず、死者数は今も尚増え続けています。また、50万人以上にものぼる被災者が、全ての財産を失い、食糧も水も衣類も確保出来ないままキャンプ生活を強いられているのです。
さらに、身寄りを失った子供が人身売買されている可能性、コレラや赤痢などの感染症の発生の危険性も指摘され始めています。
さらに、70年代半ばから内戦が続いており、インドネシア国軍の軍事作戦下にあるアチェでは、支援活動に大幅な遅れが出ています。また世界の汚職ワースト8で、政府予算の30%が汚職で消えるインドネシアでは、アチェへ向けられる援助の多くが不正に流用されてしまうとの警告も出されています。
スマトラ沖地震復興支援会からのお知らせ
スマトラ沖地震復興支援会では、10年前より現地との交流があり、 平成17年1月19日より代表佐藤が現地入りし、視察、援助を行い 約250名に援助を届け通信が途絶えていた現地サーフィン連盟ASA ( Aceh Surfing Association )から正式に支援の要請を受けて参りまし た。
内容は被害が広大すぎ、個人援助には限りがある。彼らとしては、元 の環境をいち早く取り戻す為に、植樹を強く希望しております。 今現在、各国から多くの支援金がインドネシア政府に送られていると聞 きますが、私が視察した所。本当に多くの支援金がこの地区に届いている のか疑問に感じます。主要道路は徐々に清掃されていましたが、路地を1 本入ると海までガレキの山が数十 Km 、及び作業をしている人の姿はあり ません。
国の体制に問題があり支援金の約10%しかこの地に届かない、 という声も聞かれました。 私達の支援は、直接現地におもむき協力金等をより有効に活用する事を、 念頭に活動を考えております。皆様方に協力金のご協力をいただきたくお 願い申し上げます。
【募金の振込み先】
郵便局 記号:10590 番号:56842291
振込先名義: スマトラ沖地震復興支援会
【スマトラ沖地震復興支援会】
〒273-0125 千葉県鎌ヶ谷市初富本町2-19-1 (有)オーゼット内
TEL/FAX:047-446-6971
e-mail:shop@oceanzonesurf.com
HP:www.oceanzonesurf.com/ (ページ内のスマトラ沖地震復興支援会をクリックしてください)
代表 佐藤 明
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