サーフィンレップス体験取材スケートボード FLATBUNKERS

スケートボード FLATBUNKERS フラットバンカーズ



PHOTO: N.HASEGAWA、KAMOBE、SIMOJO
TEXT: N.HASEGAWA
取材協力:デュエルサーフFLAT BUNKERS

スケートボードを使ったサーフィンのトレーニングがたくさんありますが、今回は「フラットバンカーズ」というスケートボードでサーフィントレーニングを体験してきました。

先生は神奈川県相模原市にあるサーフショップ、デュエルサーフの鴨部さん。
鴨部さんはサーフィンのショート、ロングとも上手く、コンテストにも出場しています。スケートボードの練習を取り入れて、サーフィンの技術レベルの向上を図っています。

フラットバンカーズの特徴は「小回りがきく、動きの良さ」。
そして乗り方の特徴があり、「後ろ足をウィルの上くらいの位置に置く」ことと、「スピードを出さずにゆっくり滑る」こと。
この特徴のおかげで狭いスペースでもスケートを楽しめます。またスピードを出さずに乗れるのでケガの心配がなく、安心、安全に乗ることができます。

今回行ったいろんなサーフィントレーニングを紹介します。
スケートボードを使ったサーフィントレーニングを教えてくれるサーフショップが全国にたくさんあるので、是非お近くのサーフショップにお問い合わせしてみてください。乗り方を教えてもらうとスケートボードの楽しみの幅が大きく広がりますよ(^_^)



<今回の先生>

デュエルサーフ 鴨部健一さん



デュエルサーフ 下條さん






まずは道具の選び方から。スケートボードのデッキの長さは「身長」や「レベル」、「滑りたいスタイル」などで選びます。僕は初心者向けの長いボードを選びました。










最初にスケートボードの乗り方、体の使い方などを手取り足取り教えてもらいました。
フラットバンカーズはスケートの長さやタイプによって乗り方がいろいろあります。
また乗り手の体格やライディングスタイルによって乗り方が変わるそうです。
僕は上半身の使い方とターンの練習を希望し、鴨部さんに僕にあった乗り方、スタイルを教えてもらいました。

・足を置く位置はウィルの上くらいに両足を置く。
・スピードは出さない。
・重心を少し落としてヒザを軽く曲げてバランスを取る
・ヒザをあまり動かさず、上半身のリード、重心移動でボードを動かし、ターンする
・目線は行きたい方向に先行させる
・ターン時に足先部分、かかと部分に体重が乗っていることを意識する

今まで自己流でスケートボードに乗っていましたが、自分の知らない乗り方を教えてもらいました。
もちろんスケボーを「こう乗るのが正解」というのはありません。
今回は「上半身のリード」と「重心」を意識してボードを動かすためのトレーニングなので
上記のような乗り方を意識しました。

もちろん実際のサーフィンでも同じ動きをすることで、見違えるようにボードの動きが良くなります。













上半身の使い方トレーニング





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上半身でボードを動かす練習です。
腕を上から斜め下に振りおろし、上半身の後に下半身とボードが付いてくるのを実感します。
(このとき下半身は意識して動かさないようにします)

上半身の動きだけでボードが動き、進むんです。上半身を上手く使うことでボードはより進むようになります。
実際のサーフィンでも腕の振り、体のひねりを意識するとライディングのキレが変わります。

それを実感し、腕と体のひねりを上達するためのトレーニングです。




ラウンドハウスカットバック(フロントサイド)のトレーニング





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上半身と下半身を使い、ボードで8の字を描くようにターンをする。
ラウンドハウスカットバックはフロントサイドとバックサイドの両方のターンを行うので、
サーフィンでのターンが上達します。

重心を意識しながら低速でゆっくりとターンを行います。
腕のリード、上半身のヒネリ、目線のリードでボードを動かします。


ラウンドハウスカットバックが僕にとっての大きな壁でした。
最初のターンはスピードが付いているのでやりやすいのですが、
2度目のターンになると急いでボードを返そうとしてしまって、じっくりと体重を乗せたターンができず、
失速してしまいます。

海でも同じような乗り方をしていて何度やっても失速してしまいました。
このスケートトレーニングを繰り返すことでサーフボードのスピードを最大限に引き出す体の使い方がマスターできます。




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ラウンドハウスカットバック(バックサイド)のトレーニング





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上半身と下半身を使い、ボードで8の字を描くようにターンをする。
ラウンドハウスカットバックはフロントサイドとバックサイドの両方のターンを行うので、
サーフィンでのターンが上達します。

重心を意識しながら低速でゆっくりとターンを行います。
腕のリード、上半身のヒネリ、目線のリードでボードを動かします。


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8の字を描くターン





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上半身と下半身を使い、ボードで8の字を描くようにターンをする。
ラウンドハウスカットバックはフロントサイドとバックサイドの両方のターンを行うので、
サーフィンでのターンが上達します。

重心を意識しながら低速でゆっくりとターンを行います。
腕のリード、上半身のヒネリ、目線のリードでボードを動かします。



僕には8の字ターンは難しかった。。。
ターンで失速してしまう乗り方をしていると8の字ターンを繰り返すことはできない。
フラットバンカーズの小回りを活かした狭いスペースでできる究極のトレーニングです。
しっかりとスピードに乗った8の字ターンを永遠に続けられるようになるとサーフィンのターンの技術は
めちゃめちゃ向上しますよ。



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番外編





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ミニランプを使うとより波っぽい雰囲気で楽しめます。
ライディングに立体感が出るので、よりサーフィンっぽい動きのトレーニングができます。






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フラットバンカーズの体験を終えて





今までいろんなスケートボードに乗りましたが、フラットバンカーズは「とにかくよく動く」スケボーでした。
そのため低速で滑ることが得意なボードで、僕にピッタリなボードでした。

何がピッタリかと言うと、35歳になり体力が衰えている僕でも疲れにくいスケボーでした。
低速で滑り、下半身をあまり動かさない乗り方で、長い距離を滑らなくて良いので、体力をあまり使わないのです。
もちろん長時間滑ると疲れますが。。。(^_^;)

スケボーの乗り方を教わったことで、自分の知らないスケボーの世界を知りました。
理論に基づいた説明があり、納得しながらトレーニングができました。

サーフィンはサーフショップの人やサーフィンが上手い人に教わるのがいいと言いますが、スケボーも同じように上手い人に教わるのが、やっぱりいいですね!

デュエルの鴨部さん、下條さんに教えてもらって、一緒に滑って、楽しい体験でした(^_^)
またお願いします!!