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サーフボード リペア

樹脂を作る
 樹脂を作るときは、レジン(樹脂)を通常サイズの紙コップに1/3程いれ、そこにパーメック(硬化剤)を5〜8滴ほど入れます。
この分量を間違えて、硬化剤を入れすぎると発火することもあり、大変危険なので要注意!

 また硬化剤を入れすぎた場合には、樹脂を流し込んだ後に、気泡ができます。気泡ができると強度が弱くなったり、そこから水が入ることがあるので注意!
さらにひどい場合には、固まった樹脂に亀裂が入ることがあるので気をつけよう。


レジンを通常サイズの紙コップに1/3程度入れ、そこに硬化剤を5〜8滴ほど入れます。

そして割り箸などでよくかき混ぜると完成。かき混ぜ不足は固まらなかったり、まだらに固まったりするので注意。

今回は樹脂に色をつける方法を行います。

通常、樹脂を作ると透明の樹脂が出来上がります。透明の樹脂でリペアすると樹脂が固まった部分が透明に仕上がるので、サーフボードを見ると、リペアの跡がよくわかります。
それを避けるために、白いボードには白く色をつけた樹脂を使うときれいな仕上がりとなります。

まず市販のスプレー(油性、水性どちらもOK)を作った樹脂の紙コップに入れます。
液体のものでもいいのですが、スプレータイプの方が分量調節が簡単でオススメ。


白いスプレーを入れた後。
水色になっているのは、もともとレジンがやや水色になっているため。この樹脂を乾燥させると、白く乾燥します。


さらに上級テクニックを紹介します。

しばらく使用したボードで、ボードが日焼けのためにやや黄ばんでいるときは、白い樹脂を使うと逆にそこだけ白く目立つことになる。そういうときは、樹脂に黄色のスプレーを入れ、ボードの黄ばんだ色に合わせる。

そうすると仕上がりもやや黄ばんだ色合いになり、違和感がなくなります。

スプレーを少量ずつ入れ、よくかき混ぜながら仕上がりの色を調節します。

最後に色むらができないようによくかき混ぜてください。

職人:河西孝

 樹脂に色をつけるとき、硬化する前の樹脂は青いので青味がかった色になりますが、
  硬化すると青味は消えるので、そのへんも考慮しよう!

 


 


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