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サーフボード リペア

マスキングテープをはがす
樹脂がしっかりと乾いたら、マスキングテープをはがします。
通常、半日〜1日ほど乾燥させます。


今回は裏技を紹介します。

樹脂が乾ききる前にマスキングテープをはがします。(樹脂がナタデココくらいの硬さに固まった状態。指で触るとベタっとするくらい)


マスキングテープを完全にはがした状態。


通常は樹脂が完全に固まった状態まで放置し、サンドペーパーをかけるのですが、それではサンドペーパーの手間が非常に大きくなるので、いらない樹脂は柔らかいうちにカッターでカットしてしまいます。

カッターを軽く上下に動かしながらゆっくりとカットします。このとき、カットしすぎないように注意。

カットした状態。カット面の端がざらざらとしています。

さらにカットを進めて、最終的にカットが完了した状態。
この状態で完全に乾くまで放置します。

写真は樹脂の左側に縦にひび割れが入っている。これは失敗例。
樹脂を作るときにアセトンを入れすぎたため。亀裂が深いと、強度が弱くなったり、水が入ってくる。

カッターを入れるときの樹脂の硬さ。
カットした樹脂を横に持つと重力でやや曲がる程度。

指で曲げるとこんなに曲がります。
この後、樹脂はボロっと半分に割れます。


→次の工程へ

職人:河西孝

 樹脂にカッターの刃が入る硬さは微妙です。硬すぎると刃が入らず、やわらかすぎると全体が
 ボロッと取れてしまいます。こまめにチェックしましょう。

 


 


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